ニコデンタルクリニック戸塚歯科

小児歯科

成人歯科

口腔外科|神奈川県横浜市⼾塚区|⼾塚駅⻄⼝より徒歩2分

⼾塚から、本気むし⻭したい

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神奈川県横浜市⼾塚区|⼾塚駅⻄⼝より徒歩2分

口腔外科 oral

親知らずの抜歯や顎関節症の
治療を行う口腔外科

oral

口腔外科

口腔外科とは、お口の周りの外科的な治療をする診療科で、親知らずの抜歯や顎関節症、口内炎、歯の外傷、口腔内の腫瘍、口唇裂・口蓋裂などの治療を行います。大学病院などの大きな病院では、さまざまな疾患の治療に対応していますが、一般の歯科医院で行う口腔外科の代表的な治療は親知らずの抜歯です。戸塚にある歯医者ニコデンタルクリニック戸塚歯科では、口腔外科診療として親知らずの抜歯のほか、顎関節症の治療にも対応しています。

親知らずとは

親知らずとは

親知らずの正式名称は、第三大臼歯です。歯の一番奥に生える永久歯で、他の永久歯が生え揃った後の18歳前後から生え始めることが多くなります。
親知らずはまっすぐに生えてくることもありますが、斜めに生えてきたり、途中までしか生えてこなかったりというケースが少なくありません。また、中には親知らずが一生生えてこない人もいます。
親知らずは一番奥に生えるために、歯ブラシが届きにくいことからむし歯などのトラブルが起こりやすい歯です。かつては、親知らずが生えたら抜歯した方が良いと言われてきましたが、まっすぐ生え、歯としてしっかり機能している場合は抜く必要はありません。しかしながら、親知らずが生えていることでトラブルが生じている場合は、抜歯を検討した方が良いケースが多くなります。

親知らずに関わるトラブル

親知らずに関連するトラブルには、次のようなものがあります。戸塚にある歯医者ニコデンタルクリニック戸塚歯科では、次のようなトラブルを引き起こす可能性がある場合は抜歯をおすすめしています。

むし歯

親知らずは、一番奥に生える歯であり、途中までしか生えてこない場合などは特に歯ブラシが届きにくいため、磨き残しが多い箇所になります。また、手前の歯との隙間にもプラークが溜まりやすいため、親知らずだけでなく、親知らずと接する第二大臼歯がむし歯になってしまうケースもあります。

歯肉炎

親知らずの周辺は歯ブラシが届きにくいことから、むし歯だけでなく歯肉炎も起こりやすくなります。親知らずは別名「智歯」とも呼ばれます。親知らず周辺の歯肉が炎症を起こすことが多いことから、智歯周囲炎という呼び名もあるほど、親知らず周辺は歯肉の炎症が起きやすい箇所です。智歯周囲炎にかかると、歯ぐきが腫れて、痛みを感じるようになり、症状が重い場合は顔が腫れてしまうこともあります。

歯並びに悪影響を与える

親知らずはまっすぐ生えずに、斜めに生えてくることも少なくありません。また、埋もれたまま横に伸びて隣の歯を圧迫するケースもあります。そのような場合は親知らずが手前の歯を押すことで、歯並びを乱す原因になることがあります。

歯根吸収のリスクがある

斜めに生えた歯が手前の歯の歯根部分を押すように生えてしまうと、手前の歯の歯根が溶けてしまうケースがあります。歯根が溶けると支えがなくなるため、歯は抜けてしまいます。

親知らずを抜歯するときの注意点

親知らずを抜歯するときの注意点

親知らずがまっすぐ生えている場合は、他の歯と同じように抜歯することができます。しかし、斜めに生えてきている場合や途中までしか生えていない場合には、口腔外科の処置が必要になります。
親知らずは、大きな神経や血管の近くにあるため、抜歯の際に複雑な処理が必要になるケースも少なくありません。親知らずが痛む場合などは、口腔外科診療を行っているニコデンタルクリニック戸塚歯科にご相談ください。
また、抜歯後はお口の中に傷がある状態となるため、傷口がふさがるまでは、硬いものは避けて軟らかい食事を摂るなどの配慮が必要になります。また、抜歯後しばらくは血行を促進し、出血のリスクを高めるアルコールの摂取や激しい運動などは控えていただくようになります。

顎関節症について

顎関節症について

ニコデンタルクリニック戸塚歯科では、口腔外科診療として顎関節症の治療にも対応しています。顎関節症とは、「顎関節や咀嚼時に使用する筋肉の痛み」、「顎関節を動かすときの雑音」、「口を開けにくいなどの障害」が一つでもあった場合の包括的な診断名です。

顎関節症の症状

顎関節症が疑われる場合は、次のような症状が見られるケースです。

あごが痛い

口を開けるときに痛みを感じたり、食べ物を噛むときに痛みを感じたりするケース、こめかみを指で押すときに痛みを感じるケースが多くなり、口を動かしていない状態では痛みを感じるケースはあまりありません。

口を開けにくい

痛みを感じるために口を大きく開けられないケースと、顎関節が動かないために口を開けにくいケースがあります。

あごを動かすときに音がする

口を開閉するときにカクカクといった音やゴリゴリといった異音が聞こえるケースがあります。

あごが閉じられなくなる

あくびなど、大きく口を開けたときにあごが外れた状態となる場合があります。

頭痛や肩、首の痛みを感じる

あごの痛みなどに加えて頭痛や肩のコリ、首のコリ、めまい、耳鳴りなどの症状が見られるケースがあります。

顎関節症の原因

顎関節症の原因は、まだはっきりとは解明されていません。
しかし、さまざまな要因が複雑に絡み合って顎関節や周辺の筋肉に負担をかけると、
症状が現れるのではないかと考えられています。
顎関節症を招く要因には次のようなものが挙げられます。

  • あご関節やあごの筋肉が弱いこと
  • 噛み合わせのバランスが悪いこと
  • 筋肉を緊張状態にする精神的なストレスや不安な精神状態が続いたこと
  • 打撲や転倒など、外傷的な要因
  • 片側で噛む、頬杖をつくなどの生活習慣や癖がある
  • 睡眠不足や睡眠時の歯ぎしりなど、睡眠時に無意識に顎関節に負担をかけている
  • 歯を食いしばることの多いスポーツをしていること
  • 硬いものや大きなものを食べる、ガムを食べ続けるなどあごを酷使すること

顎関節症の治療方法

顎関節症の治療法には、いくつかの方法があります。ニコデンタルクリニック戸塚歯科では、まず、あごの状態をレントゲンで確認し、お口の開き具合やあごの動き、音の有無、痛みが出る箇所などを確認しています。また、顎関節症には患者さまの生活習慣が関わるケースもあるため、患者さまの生活習慣についても詳しくお伺いし、症状に合わせた治療を行っています。

薬物による治療

痛みが強い場合は、痛み止めのお薬を処方しています。また、歯ぎしりや食いしばりの習慣があり、お口周りの筋肉が緊張状態にある場合は、筋肉のこわばりをほぐすお薬を使います。

スプリント治療

就寝中の歯ぎしりが原因で顎関節症を招いていると考えられる場合は、歯ぎしりを防止する装置であるスプリントを作製し、就寝中に装着していただきます。スプリントはマウスピースやナイトガードとも呼ばれ、睡眠時の無意識下の歯ぎしりを減少させ、顎関節にかかる負担を軽減させ、お口周りの筋肉の緊張をほぐす効果があります。

あごのストレッチ・マッサージ

口が開けにくい場合や筋肉の痛み、こわばりがある場合は、ストレッチやマッサージを行って顎関節を動かしやすくし、周辺筋肉の血流を改善します。また、患者さまご自身がご自宅で行うストレッチ法についても指導を行っています。

生活習慣の指導

顎関節症は、患者さまの生活習慣や癖も原因の一つとなっているケースがほとんどです。顎関節や周辺の筋肉に過度な負担がかかると、治療をしてもなかなか症状が改善されない可能性があります。そのため、ニコデンタルクリニック戸塚では、歯を食いしばる癖や片方のあごだけで物を噛む癖、頬杖をつく癖、硬いものを好んで食べるなどの日常生活の癖や習慣を改善するアドバイスを行っています。